『頭文字D』の名車は今でも買えるのか!? 高橋啓介のFD3S RX-7編

RX-7の中古車市場と25年ルールの影響

 1991年~1997年のアンフィニRX-7全体中古車の価格帯は、概ね110万~498万円となっているので、カスタムカーが多いということもあるが1型の中古車は25年ルールの影響で高騰していることは明らかだ。

 いっぽう、1997年~2002年までのマツダRX-7の流通台数は2020年8月時点で約87台、中古車の価格帯は約153万~約985万円。すでに二桁万円で購入できるFD3S型RX-7の中古車は市場から姿を消している。

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 オリジナルでイエローのボディカラーのFD3S型RX-7が欲しいという人はコンペティションイエローマイカが入手できない状況なので、RS-RもしくはタイプRバサーストRとなる。

高橋啓介と同じイエローのボディカラーを狙うには、RS-RかタイプRバサーストRを探すことになる
高橋啓介と同じイエローのボディカラーを狙うには、RS-RかタイプRバサーストRを探すことになる

 中古車の流通台数はRS-Rが1台で価格帯は約239万円、一方のタイプRバサーストRも2台しかなく価格帯は約365万~約578万円となっている。やはりイエローのFD3S型RX-7は稀少ということもあり、価格も高い。

 どうしても高橋啓介と同じ仕様にしたいという人は、他のボディカラーを購入してオールペイントやラッピングなどで対応するのが、近道という状況だ。

 一つアドバイスできることはFD3S型RX-7の中古車を手に入れるならば、決断を早くしないと中古車相場はどんどん高くなるということだ。残された時間は多くない。

(編注:本稿における中古車情報は執筆時点のものです。閲覧時の状況とは異なる場合もあります。ご了承ください)

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