頭文字Dの世界観を引き継ぐ人気クルマ漫画「MFゴースト」の第12巻が9月6日に発売。
負傷を抱え、手負いの状態でトヨタ 86を駆る主人公の片桐夏向。MFG第3戦は、いよいよファイナルラップに突入する。果たして夏向は優勝戦線に復帰することができるのか!? 鬼神の走りでストーリーも一挙に加速する。
文/ベストカーWeb編集部 マンガ/しげの秀一
これまでのあらすじは?
MFG 第3戦「ザ・ペニンシュラ真鶴」も、ついにゴールが間近に迫ってきた。
決勝前日に負傷した左ひじの状態は思わしくなく、シフトチェンジができないという危機的状況に陥った片桐夏向。限られたギアでのレースを強いられ、予選3番手の好位を獲得しながら、ズルズルと後退。
■MFゴースト最新刊! 第131話「ファイナルラップ突入!」を読む
明らかに精彩を欠いた夏向のドライビングに、多くのライバルたちも「何らかのマシントラブルを抱えながら走行しているに違いない」と信じて疑わないほどだった。
真実を知っているのは、カナタの相棒でありメカニックである緒方だけ。残酷にもレースの残り周回数は減っていくのだった。
しかし、カナタの内面にひとつの変化がおこりはじめていた……。アドレナリン全開で痛みを感じなくなったカナタは、なんと負傷の影響で使えなかった2速を使い始める。
「リベンジをはじめます」
ヒジをマネジメントせよという指示を拒否し、そう宣言したカナタの追い上げがついに始まった!
MFゴースト第12巻 ファイナルラップ突入!
そして第12巻で、ついにレースはファイナルラップへ突入!
カナタは鬼神の走りを見せ、一度は抜かれた相手に「ごぼう抜き」を敢行。順位を4位にまで引き上げた。スタートの3位、そして表彰台を射程圏内に捉えたのであった。
いっぽうカナタが追いつきつつある先頭集団では、逃げる2号車=フェラーリ 488GTB/赤羽海人、追う4号車=アルピーヌ A110=沢渡光輝と12号車=ポルシェ 718ケイマンGTS=ミハイル・ベッケンバウアーが、熾烈な優勝争いを展開。
「半島区間最速」のカナタは果たして、先頭集団に追いつき、そして追い越すことができるのか!?
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さらに、片桐夏向を巡る恋模様にも新展開が。ヒロイン・西園寺恋との関係はどのように進展してゆくのか……。
MFゴーストの「新公道最速伝説」は最新刊でまた加速してゆく!