■新生「ヤンマガWeb」にはどんなコンテンツが掲載される?
――マンガは、どんなものがどれくらいのペースで読めるんでしょうか?
ヤングマガジン連載の作品です。本誌最新号発売から2週間後に、当該話を無料公開(期間2週間)します(たとえば20号発売時に17号、18号が無料公開)。
――え、無料?
はい。2020年11月からは、最新話を有料公開する予定です。それとは別に、2週間前の掲載話については無料で読めます。
――グラビアについてはどのようなものが?
サウナーグラドルによるサウナ紹介記事や、呂布カルマ氏による翌週更新のヤンマガWebグラビアを先取り解説が掲載されます。グラビアはヤンマガの柱のひとつなので、このコンテンツには自信があります。
――なるほど…。マンガ、グラビアときて、文章を中心とした記事もある、と。
ええ。連載作品に関わるテキスト、たとえば『彼岸島』(松本光司著)の説を検証したり、ベストカーWebさんに掲載された『頭文字D』(しげの秀一著)の名勝負列伝最新記事が読めたり、ラッパーSKY-HIさんによる漫画を使ってお悩みを解決する人生相談室だったりが、毎日更新されます。
――盛りだくさんだなー。「ヤンマガWeb」は、どんな人に読んでほしいですか? 狙っている読者層はどこらへんなのでしょう?
現在ヤングマガジンを読んでいる方、ヤングマガジンを読んでいたけど、現在は読んでいない方、今まで一度もヤングマガジンを読んでいない方、多くの方に間口を広げて、触れてほしいと思っています。
――Webはコンテンツが溢れています。そうした戦場で戦っていくためには、「ヤンマガらしさ」が大事になってくると思うんですが、では「ヤンマガらしさ」ってどんなところにあるんでしょうか?
ひと言でいえば「欲望に忠実なストーリー」だと考えています。ジャンルでいえばエロだったりヤンキーだったり公道バトルだったり。実際の生活では出来ないこと、近くで見ることが出来ない世界を届けられる雑誌です。それがWebを持つことで、さらに広く届けることができるんじゃないかなと思っています。
――なるほど…。『頭文字D』にしても『湾岸ミッドナイト』にしても『ナニワトモアレ』にしても、ヤンマガに連載されたクルママンガのレジェンド作品ってたしかに「欲望に忠実なストーリー」といえますね。大変勉強になりました。最後にあの…すごく気になっていることがありまして…。『ザ・ファブル』(南勝久著)の「第二部」って、いつかまた始まるんでしょうか…? 単行本全巻読んでるんですけれども……。
鋭意準備中です。絶対戻ってきますので。
――!! あ、ありがとうございましたーー!!