クルマ系Youtubeチャンネルのなかでも登録者数最大級を誇る「ベストモータリング公式チャンネル」、そのなかでも特に人気で注目度の高い動画を紹介する本企画。今回は「86万円中古ハチロクでドリキンAE86に挑む!!」を紹介します。
この動画での対決は、ご存じドリキン土屋圭市氏と愛車「豆号」ことAE86トレノ(各種チューニング済で約200馬力)と、ベストモータリング編集部が買ってきたという走行距離約10万kmの2013年式トヨタ86(フルノーマルでドライビングは織戸学氏が担当)。
バトルの行方はどうなる???
文/ベストカーWeb編集部 動画/ベストモータリング
■ドリキン土屋の語る「ハチロクと86」
バトルの舞台はベストモータリング視聴者ならおなじみ、群馬サイクルスポーツセンター(群馬県利根郡みなかみ町)。アップダウンが激しくツイスティなコースで一部路面が荒れており、「追い抜き」はほぼ不可能。
バトルは「追っかけ1本」のみ。ハチロク(旧型)が先行し、86(新型)が追走、離されたらハチロクの勝ち、離されずについていったら86の勝ち、というシンプルなルール。
追走する織戸氏は「意味がわからない!」とボヤきながらも真剣に走ります。
4分24秒の短い動画ながら、見ると両車の性格の違いがよくわかる。勝敗は動画を確認していただくとして、ドリキン土屋氏の「スタートは、2Lの86の加速がいい。(1.6LでNAの)ハチロクはぐーっと伸びていく。あとはコーナーに入っていって、すいすいと走る」と分析。なるほど…。
織戸氏の「ノーマルの86って乗るとおもしろいですねえ」という実感のこもったコメントにも納得でした。
旧世代のハチロク(トレノ)といえば『頭文字D』のエース車種、いっぽう現行型(もうすぐフルモデルチェンジだが)の86といえば(世界観を踏襲した)『MFゴースト』で主人公が駆るモデル。この両車を、土屋氏、織戸氏というトップドライバーがそれぞれドライブして峠バトルするという夢のような企画。そういう背景を踏まえて動画を見ると、しみじみ面白い。
■登場車種
【TOYOTA AE86トレノ(発売年1983年)】
全長 4215mm×全幅1625mm×1335mm
ホイールベース 2400mm
車両重量 940kg(3ドア)
エンジン 直列4気筒(4A-GEU)
総排気量 1587cc
最高出力 130PS(グロス)/6600rpm
最大トルク 15.2kgm/5200rpm
※数値はチューニング前のノーマル状態のものです
【TOYOTA DBA-ZN6 86(発売年2012年)】
全長 4240mm×全幅1775mm×1320mm
ホイールベース 2570mm
車両重量 1240kg
エンジン 水平対向4気筒(FA20)
総排気量 1998cc
最高出力 207PS(ネット)/7000rpm
最大トルク 21.6kgm/6400~6800rpm