初登場時は斬新だったが、今は見慣れた安定感
このジャンルに属するのが、一世を風靡しながら残念ながら日本向けは間もなく生産が終了するパジェロの3ウェイツートンだ。
2代目パジェロで登場した3ウェイツートンはサンドイッチ型という斬新発想でバリエーションもいくつかあり、パジェロの高級感を際立てていたのものだ。
3代目モデルでは設定されなかったが、現行型となる4代目で復活。現在は(在庫があればというのが正解なのだろうが)上下のシルバーが中間のグレーを挟むというものが残っており、懐かしさとパジェロらしさを感じさせる。
ツートンカラーの人気はどんなもの?
ルーフをボディカラーと違う色にする初代MINI発祥と思われる現代の定番ツートンカラーを採用する代表的なクルマ、トヨタC-HR、ホンダN-BOX、三菱eKクロス、ダイハツムーヴキャンバス、スズキハスラーの4車種について販売動向を探ってみた。
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このように日本車も複雑なツートンカラーが充実しつつある。ツートンカラーは生産に手間が掛かるのもあり、設定するのは大きな決断を必要とするだけに設定しているモデルには大きな拍手を送りたい。
現状ではツートンの販売比率は高くない。同時にせっかく設定したツートンカラーがカタログ落ちしないように、ユーザーも積極的に選び、お金はかかるにせよ「お値段以上に気分が明るくなる潤いのあるカーライフ」が送れるはずだ。
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