■アウディ R8 V10 plus(改)
アウディのフラッグシップモデルとして2007年に日本導入されたハイパフォーマンススポーツ。アウディがル・マンなどのレース参戦で学んできたノウハウが詰め込まれており、ボディはアルミやカーボン、マグネシウムなどで構成された超軽量設計となっている。
初代モデルは4.2L、V8エンジンが搭載されていたが、2016年から販売されている2代目モデルのリアミッドに搭載されるのは、今や貴重ともいえる自然吸気のV10エンジン。排気量は5.2Lで、610馬力を発揮する。
作中では、運転中も常にフードを被りサングラスをかけている謎の男、坂本雄大がR8のドライバー。参戦4年目となる彼が乗るのは現行型で、グレードはハイパワー版の「V10 plus」だ。
戦闘力/85点
■フェラーリ 488GTB(改)
V8ミッドシップフェラーリの最新作で、先代モデル458イタリアから大幅に改良されている。ドライバーの後方に搭載されるエンジンは、670馬力を発揮する3.9LのV8ツインターボ。同シリーズとしては初のターボ採用ということで大きな話題となった。
車名の「GTB」は、70〜80年代の名車・308GTBへのオマージュで、リアフェンダー上の大きなエアインテークも同様だ。後に、オープンモデルの「スパイダー」やワンメイクレース仕様の「チャレンジ」も追加されている。
作中で488GTBに乗るのは昨年MFG2位の赤羽海人。太めの眉毛とロン毛が特徴のイケメンだ。「フェラーリ」というだけでミーハーだと思われがちだが、488はルックスだけでなく本当に戦闘力があるということを、今後のストーリーで見せつけてほしい。
戦闘力/87点
■ポルシェ 718ケイマン S(改)
「ケイマン」といえば、ボクスターのクーペモデルとして2005年に登場し、“プアマンズ911”としてヒットしたモデル。といっても、そのなりたちはポルシェが造る本格的なミッドシップスポーツモデルであり、911より軽量で軽やかながら、シャープなドライビングフィールと、ポルシェらしいスタイリングが味わえる。
2代目モデルは現在「718ケイマン」へと車名変更され、2.0リッター水平対向4気筒のターボエンジンが搭載されている。
作中のドライバーはミハイル・ベッケンバウアー。ポルシェのアカデミーを卒業した「シュツットガルトの刺客」。感情をあまり表に出さずにコンピューターのように正確な走りを見せる。
戦闘力/75点
■ポルシェ 911 カレラGT3(改)
リアにエンジンを搭載し、後輪で駆動する「RR」を特徴とするスポーツクーペで、現行型は7代目にあたり「991」とも呼ばれる。2011年のデビュー以降、エンジン、ボディタイプなどさまざまなバリエーションが追加されているが、2013年に登場した「GT3」はGT3カップカー譲りの強力なエンジンを搭載するハイパワーグレード。ポルシェとしては初となる4WSシステムも採用されている。なお、2015年にはさらにハイパフォーマンスを発揮する「GT3 RS」も追加された。
『MFゴースト』で同車を駆るのは、昨年のMFGチャンピオンドライバーの石神風神37歳。他のドライバーと比べて歳はとっているが、ベテランならではの年季の入ったテクニックをこの先見せてくれることだろう。
戦闘力/85点
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