■ランボルギーニ ウラカン LP610-4(改)
ランボルギーニのスモールシリーズで、ランボルギーニ史上最大のヒット作となったガヤルドの後継車として2014年にデビュー。“スモール”とはいえ堂々たる体躯を持ち、エンジンはNAの5.2L 、V10で、駆動方式は4WDが採用されている。なお伝統にのっとり、車名はスペインの闘牛から取られている。
日本でのファーストモデルが「LP610-4」で、その後に2WDやオープモデル(ウラカンスパイダー)など豊富なバリエーションを追加。ちなみに、親会社であるアウディのR8とはベースを共有する兄弟社の関係でもある。
作中でR8を駆るドライバーは大石代吾。ランボルギーニを「キング・オブ・スーパーカー」、「ランボ様」などと称する、ランボ好きでフェラーリ嫌いな男だ。
戦闘力/85点
■アルファ・ロメオ 4C 標準仕様(改)
アルファ・ロメオとしては限定生産された8Cコンペティツィオーネ以来のハイパフォーマンススポーツで、デビュー前からコンセプトモデルで話題を集めていた。2014年に登場した生産型は、レトロなスタイリングをまとい、レーシングカーばりのカーボン製モノコックシャシーが採用されている。
エンジンは1.75Lの直4がミッドシップ搭載され、超軽量ボディも相まって、優秀なパワーウェイトレシオを達成している。なお、翌年にルーフがソフトトップタイプになった4Cスパイダーが追加された。
『MFゴースト』で4Cをドライブするのは、20歳の女性、北原望。ロータス エキシージを駆る八潮翔とは苗字違いの兄弟で、2台で協力するツープラトン走行を得意としている。
戦闘力/70点
■ホンダ シビックタイプR(改)
歴代シビックに設定されてきたハイパフォーマンスモデルがタイプRで、現行型ではベースモデルのセダン&ハッチバックと同時にデビューしている。タイプRとしては5代目モデルになり、日本市場での販売は7年ぶり(生産は英国工場)。先代型と違って限定生産はされず、カタログモデルとして売られている。エンジンは2.0LのVTECターボで320馬力を発揮。ベースが5ドアハッチバックのシビックだけに、MFG参加車両では珍しい4ドアモデルとなる。
ドライバーは、ヒゲを生やしたダンディな雰囲気の前園和宏。輸入スーパースポーツの参加車両が多い中、トヨタ86と同じ国産スポーツモデルということで、夏向(カナタ)の前に立ちはだかるまず最初の壁となる。
戦闘力/68点
■トヨタ 86 GT(改)
AE86型レビン/トレノの「軽量」、「FR」といったコンセプトを受け継ぐリバイバルモデルとして、2012年にデビュー。スバルとの共同開発モデルで、スバルBRZはエンブレム違いの兄弟車。2.0Lの水平対向エンジンをフロントに搭載し、200馬力を発揮する。「GT」は上級スポーツグレードで、さらに上位には「GT“Limited”」も設定されている。MFGに登場する車種の中では珍しい3ペダル(MT)車となっている。
同車を操るのは、我らが主人公・片桐夏向(カタギリ・カナタ)。若干19歳と主要ドライバーの中では最も若いが、英国のレーシングスクール育ちで、MFG参加者屈指のドライビングテクニックを持つ。藤原拓海の影がちらつくなど、まだまだ出自には謎が多いが、それらはこれから明らかになっていくことだろう。
戦闘力/65点
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